ラストで、ドロンがブロンソンのタバコに火を着けるシーンは
何度見てもしびれる。
タバコを吸うシーンでは、私の中のベスト1かもしれない。
この映画を見て、時の加藤少年はタバコに憧れたのだった。
初めて吸った煙草はチェリー、次にショッポ、セブンスター
マールボロ、マイルドセブン、最後がハイライト。
一時、フランス映画に影響されてジタン、通ぶって缶ピーを持ち歩いたことも。
タバコは男の化粧、大人に成った証。
吸い始めた頃は、カッコいい仕草に憧れた。
持ち方は親指と人差し指でつまむ。
または、人差し指と中指の付け根に挟む。
煙はなるべく細く吐く、鼻から出すのは論外。
火はマッチで、100円ライターじゃ絵にならない。
マッチはレストラン、飲み屋、どこに行っても置いて有り、不自由しなかった。
ジッポー派も多かったが、私は重さが嫌だった。
ある時、気付いた。
その人自身がカッコ良くないと、何をしても様に成らないということを。
煙草をやめて何年経っただろう。
吸いたいとは思わないが、映画でカッコ良く吸うシーンには憧れる。
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