ローリング･ストーンズのパリ公演が放映された。
衝撃的だった。
彼らのサウンドと、私の体の固有振動数が共振し、グラングランでぶっ倒れそうだった。
あれから数十年、ストーンズは未だ転がり続け、私も揺れ続けている。
「あんな爺さんバンドどこが良いの？」よく言われる。
たしかにそうだ爺さんだ、昔のパワーはもう無い。
私と彼らの年齢差、昔も今も変わらない。
お互い同じだけ年を重ねている。
その時代、その年齢の良さがある。
10代の吉永小百合に憧れ、今もサユリストの人。
86歳のロックンローラー B.B.キングは今年もツアーへ。
昔からの矢沢永吉ファンは、今も白いスーツを着て、タオルを投げ続けている。
そ～なんだよな、好きなんだよ。
この気持ちがいつまで経っても、変わらない。
自分にとっての本物、それに出会えたんだ。
ストーンズ結成50周年。
解散せずに、よくぞここまで続いてくれた。
いまだに新譜、ライブが楽しめる。
ファンにとってこれ以上の幸せはない。
「転がる石にコケは生えない」これからも転がり続けてほしい。
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