雲津青島の真鯛釣り

11月2日
今日はS君、T君と真鯛釣り。
S君は二度目、T君は初めて。
朝5時30分、諸喰港に到着。
南東の風が前日のウネリを抑え、海はベタ凪、真鯛釣り日和。


6時 一番船出港、総勢5名。
私達が釣り座を構えたのは雲津青島の北、春に真鯛が好調だった場所。
空は曇天、潮も程よく動いている。
自称鯛釣り名人、私の顔もほころぶ「今日はもらったぜ」

第一投目、S君に大鯛の赤ちゃん、型はどうであれ幸先の良い一匹。
真鯛の数釣りを期待させる。
が、結局この鯛がすみいち、となってしまった。
私は途中から「亀の手」取り、今夜の当てを確保する。

この私の後ろ姿を見て、彼らはきっと思っただろう。
この人本当に鯛釣り名人?
騙し騙し築いてきた私の地位が崩れようとしている。
ヤバイ、本当にヤバイ、そろそろ一匹釣らないと。
しかし、実釣こそ見せられなかったが
心にしみる言葉をかけれたと思う。
「ミシュランには載らないが、本当の三ツ星は
磯で食べるシジミ汁、カップヌードルだぜ」

帰りの船を待つ間 T君
「釣れなくて残念でした。でも楽しかったです。」
ありがとう。またリベンジ、今度は豚汁だ。





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